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自己マッサージで肝臓を強くしたい!

肝臓のマッサージで、肝臓機能の改善を目指しています

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本ホームページ内の記事、イラスト(一部を除く)の著作権はホームページ管理人に帰属します。
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  目 次 (クリックすると各項目に飛びます)

1.肝臓のマッサージに2種類の方法を行っています

2.”腹筋を使ったマッサージ”の方法

3.肝臓をマッサージをする理由(わけ)

4.ここ数年間の肝機能検査結果と服用した薬

5.現在までの効果

 

1.肝臓のマッサージに2種類の方法を行っています

肝臓のマッサージ手を使ったマッサージ” と ”腹筋を使ったマッサージ” を行っています。
手で肝臓をマッサージする方法は、肝臓の下側に手を差し込んで持ち上げるようにして、手を上下又は左右に動かします。
利き手を肝臓に当て、その上にもう一方の手を添えて動かすことにより、手がくたびれることを防ぐことができます。慣れてくれば、片手だけでも行うことが出来ます。
上下、左右にそれぞれ50回程度、両方で100回程度行います。

手を使ったマッサージだけでなく、"腹筋を使ったマッサージ"を行うのは、超音波(ちょうおんぱ)検査結果が気になったからです。
超音波検査で、「肝臓の超音波像が粗い!」 と検査医に言われたからです。
手で行うマッサージの強すぎが、肝臓の微細器官や内部細胞を傷つけて、「超音波像を”粗く”した」 原因かも知れないと考えました。

マッサージが強すぎた失敗例としては、鼻のマッサージを行う中で、”仲根(なかね)”を強くマッサージし過ぎたために、しこりが出来てしまったという苦い経験を持っていました。
このため、実施するのが難しい”腹筋を使ったマッサージ”を採り入れてみたのです。
腹筋を使ったマッサージは、手を使ったマッサージよりも当たりが柔らかいので、強すぎるマッサージにはならないと考えたのです。
また、腹筋は手よりも広いので肝臓だけではなく、他の臓器もマッサージのおこぼれに預かれるだろうとも考えています。

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2.”腹筋を使ったマッサージ”の方法

腹筋を使った肝臓のマッサージこのマッサージは、寝転んで体の左側を下にした状態で行います。
上を向いて寝ころび、膝を立て、両足を約90度に開きます。そのまま、両足の角度を変えないようにして、膝を左に倒してゆき膝が床についたところで止めます。
これで、体は左に半分横向いた状態になりますので、この状態で次のように腹筋を動かします。
 @少し息を吸い込んで、胸を膨らます。
 A息を止めて、腹を膨らませます。
 B息を止めたままで、再び腹を凹ませます。
 CA〜Bを5〜10回繰り返します。
 D腹筋の動きを止めて、息を継ぎます。
 E@〜Dを10〜20回繰り返して、100回
  程度行います。

真横に寝るよりも、少しだけ上を向いた”斜め寝”の方が腹筋の動きが肝臓に良く伝わるので、マッサージ効果が出やすい感じがします。
この 「腹筋を使ったマッサージ」 は、息の苦しいことが欠点ですが、慣れてくれば、腹筋を動かしながらDの息継ぎが出来るようにもなります。
腹筋を使ったマッサージは、腹部全体を動かすことになるために、胃の場合と同様に肝臓以外の部分に痛みが出ることもあります。
でも、痛みを我慢してマッサージを続ければ、痛みが出なくなり肝機能の数値も改善して行きました。

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3.肝臓をマッサージをする理由(わけ)

私は、母親から遺伝した 「家族性高脂血症」 の患者です。若い頃に、職場で健康診断を受けてこの病気を知りました。
この病気は、薬を飲まないでいると、総コレステロール値が400mg/dL近くまで増加します。

当初は、遺伝性だから治らないと考えて、病院で貰った薬を飲むのも熱心ではありませんでした。
ところが、「LDLコレステロールが高いままでは老化が早くなるよ!」 というお医者さんの言葉が私の持ち前の 「健康願望」 に火を付けました。

いろいろと考える中で、遺伝性といっても 「高脂血症が遺伝するのではない!」、「肝臓の悪い部分が遺伝して、肝機能検査値を悪くしている。」 と、考えるようになりました。

だから、「肝臓の悪い部分を改善」 すれば、「肝機能検査値も改善」 するのではないだろうか。
マッサージによって、この 「肝臓の悪い部分の治療」 を行おうと考えました。

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4.ここ数年間の肝機能検査結果と服用した薬

6年間の検査結果と服用している薬名と服用量を下記の表にまとめてみました。
薬の効果については、薬品にリンクした説明文を参考にしてください。

検査項目    年/月 '06/05 '07/05 '08/05 '09/05 '10/05 '11/04
総コレステロール(mg/dL) 263 246 263 205 248 222
LDLコレステロール(mg/dL) 178 171 178 124 156 138
HDLコレステロール(mg/dL) 50 45 62 57 63 64
GOT( IU/L) 30 34 40 35 26 27
GPT( IU/L) 25 27 39 32 26 24

服用薬名    年/月 '06/05 '07/05 '08/05 '09/05 '10/05 '11/04
シンレスタール 1 2 1 - - -
リバロ 2 2 2 1 1 1
エパデール 2 2 2 2 1 2
ゼチーア - - 0.5 1 0.5 0.5
イサロン(胃腸薬) 2 2 2 2 2 2

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5.現在までの効果

年によってバラツキはあるが、全体的には 肝機能数値は改善している とみています。
コレステロールを下げる薬の使用量は、年々減らしているにもかかわらず、LDLコレステロール(悪玉)は低下し、HDLコレステロール(善玉)は高くなっている。 また、コレステロール治療薬を飲むと、HDLコレステロール値は低くなると言われています。
にもかかわらず、私の場合はHDLコレステロール値が高くなって改善の方向に向かっており、徐々にではあるがマッサージの効果が出てきているのではないかと考えています。

感覚的には、肝臓のマッサージを行う際の痛みは、数年前に比較して格段に減少しています。また、運動等を行っても疲れ難くなったことも事実です。
  「マッサージの際に痛まない」 とか 「疲れ難い」 という感覚的なことが、血液検査等で分かるようになればもっと具体的な報告ができるのですが、残念ながら現状では数値化して報告出来ません。

私の場合、十数年の間にコレステロール治療薬も変化しており、マッサージだけの効果を抽出することは難しく、マッサージだけで肝機能が向上したと結論づけることが難しい面があります。
このHPを読まれた高脂血症治療中の方に、肝臓のマッサージを試みて頂ければと考えております。
そして、結果を教えて頂ければ喜んでこのHPで報告させて頂きたいと考えております。

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