目 次 (クリックすると各項目に飛びます)
1.風邪(カゼ)のひき易さ判定法
2.喉のマッサージで風邪の予防
3.喉のマッサージでどんな効果が?
4.風邪で喉が痛みだした時の対策
5.若い頃の私の風邪
6.インフルエンザにも罹りませんでした
7.受験生の皆さんの風邪対策
8.鼻から風邪を引いてしまいました!
1.風邪(カゼ)のひき易さ判定法
予防の必要性を認識して頂くために、あなたの「風邪のひき易さ」を調べてみませんか。 喉から風邪をひく割合は、6〜8割程度になるのではないかと考えていますが、喉から風邪をひく人に適した 「風邪のひき易さ」 を調べる簡単な方法があります。
右のイラストのように、親指と人さし指の間隔を5cm程度にして、両指の下側を胸の鎖骨の上に当てた状態で、指先を斜め下に押し込むようにして、喉を強目に挟んでみてください。
指の先を斜めに胸に押し込んで、「喉の根っこの胸に入っている部分を挟む」ような感じになります。
咳が出ませんでしたか?
- 咳き込んだ人は、風邪をかなりひき易い人です。
- 少し咳が出た人は、風邪を少しだけひき易い人です。
- ほとんど咳が出なかった人は、風邪をひき難い人です。
- 咳が出なかった人は、このページを読む必要がありません!
2.喉のマッサージで風邪の予防
風邪をひき易いと判断した方は、マッサージで風邪予防をしてみませんか?
喉のどこをマッサージするのが効果的でしょうか?
私は、「指で挟んで咳が出た部分」 とその上の約5cmほど(喉仏から首のつけ根まで)をマッサージしています。
ここを両指で挟んでマッサージしても良いのですが、最初から両指でやると咳が出て続かない方もいるでしょう。
そんなときは、喉の片側ずつをマッサージしてみてください。
マッサージの回数は?
1日に100回程度を行っています。約1分間程で済みますので、テレビを見ながらでも、車の運転をしながらでもマッサージを行えると思います。
3.喉のマッサージでどんな効果が?
2〜3週間程続ければ、きっと効果を実感することができます。 「風邪のひき易さ判定法」 で、咳が出るかを調べてみてください。 咳の出る程度が少なくなっていると思います。
喉が良くなるにつれて、痰(タン)が絡むことがあります。
痰は、扁桃腺に巣くった病原菌が攻撃を受けた残骸である「うみ」と考えていますが、風邪の回復時と同様で、「うみ」 が段々と粘性の高いものになってゆくために痰(たん)が喉に絡むことになるのだと思います。
マッサージを続けることによって 「咳が出ない判定」 になるとともに、実際に風邪をひかない体質になってゆくはずです。
社会人として仕事をする際には、2〜3ヶ月ときには半年先の仕事の約束が必要となりますが、私も風邪をひかなくなってからは、自信を持って約束をすることが出来るようになりました。
4.風邪で喉が痛みだした時の対策
かく言う私も、喉のマッサージを行いはじめてから2〜3回程度風邪を引きかけて喉の痛むことがありました。
こんなときには、喉の周辺の痛む部分を重点的にマッサージしました。かなり指に力を入れてマッサージをしましたが、喉は比較的丈夫な器官のようで、強いマッサージによる副作用が出ることはありませんでした。
ひき始めの半日から1日が勝負と考えていますが、過去20数年間で経験した風邪のほとんどはこの段階で回復しています。
こんな時は非常事態と考えて、100回のマッサージを1日に数回以上行います。 一日で500回〜1000回のマッサージを行うということになります。
そんな回数は無理と言われるかも知れませんが、それでも風邪で寝込むよりは、ずっと負担が少ないと思います。
5.若い頃の私の風邪
私の若い頃は非常に風邪をひきやすかった。
酷いときには、街中に出かけた日の翌日には、喉が痛むというようなことがしばしばありました。
また、その頃住んでいた独身寮で日曜日にたまに 「布団干し」 を行って、きっと健康に良いだろうと期待していると、月曜日の夕方頃から喉が痛くなって風邪になるということを何度か経験しました。
数年後に気づいたことですが、布団干しで風邪をひいた原因は、布団を干す際に敷き布団を思い切り叩いて埃を出して満足していましたが、この埃が喉を刺激して風邪になっていたということのようです。
いったん風邪をひくと治るまでに1週間以上かかり、喉が痛む、咳が出る、鼻が出る、涙目になる、体が怠(だる)くなる、寝込む、粘性の痰の絡む咳が出る、等々の経過を経て治っていました。
このような風邪に罹りやすい体質であったことから、自己マッサージで風邪の予防を考えるようになりました。
6.インフルエンザにも罹りませんでした
20数年に亘って喉のマッサージを行ってきましたが、1回の例外的な原因による 「気管支炎」 と、2〜3回の 「風邪の引きはじめ」 を除いて季節性インフルエンザにも罹ることはありませんでした。
職場等で周りの人がインフルエンザに罹っていても、帰ってうがいをすることも敢えてしませんでした。
理由は、自分の実践している 「喉マッサージ」 がどの程度の効果を持っているのか試したい気持ちからです。 前述のように、季節性インフルエンザにも罹ることがありませんでした。
1回の例外の 「気管支炎」 は、次のようなことから起こりました。毎朝に食べる食パンの残ったものをため池の鯉に餌としてやろうと溜めておきました。これが何ヶ月にも亘ってしまったので、これに見事にカビが生えてしまいました。
それでも捨ててしまうのは勿体ないと考えて、夜の散歩の際にため池の鯉にちぎって投げ入れてやったのですが、かなりな量がありこれを向かい風の中で行ったのでカビを吸い込むことになり、多分これが原因となって気管支炎に罹ってしまいました。 この気管支炎には、マッサージは効果がないようで、内科医のお世話になって10日間ほどかかって治りました。
ちなみに、日本人の平均的な風邪引き回数は、長崎県医師会のHPによれば
乳児7回以上、幼児5〜6回、学童3〜4、成人1〜2回
となっているようです。
子供を抱えておられるお母さんにとっては、子供達の風邪は悩みの種かと思います。
また、来春に試験を控えている受験生の人達にとっても、風邪やインフルエンザは大敵です。
7.受験生の皆さんの風邪対策
マスコミでは、厚生労働省は、今冬(平成22年度冬)の新型インフルエンザの流行に備えて、「」「」「マスクの使用」 「うがいと手洗いの実行」 を呼びかけています。 「マスク」 で病原菌が大量に入ってくるのを防止したり、「うがい」 で病原菌を追い出すことは良い方法かも知れません。
しかしながら、マスクの隙間や、人の多い場所での飲み物や食事をとる際にマスクを外すことを考えると、「マスクの使用」 で病原菌を完全にシャットアウト出来るとは考え難いと思います。
また、「うがい」 の出来る場所に行き着くまでには通常かなりの時間がかかるので、喉はかなりの時間に亘って病原菌に曝されているのが現状です。
だから、「マスク」 や 「うがい」 での予防よりも、マッサージによって免疫力を高めておく方が、風邪の予防方法としてより効果的だと考えています。
私自身の大学受験の際に、3回受けた試験の1回は、風邪に罹った状態で受験する羽目になりました。まだ、マッサージによる予防法を知らない時点でしたので、苦しみながら受験したことを今でも良く記憶しています。
受験生の皆さんには、勉強の合間に 「喉のマッサージ」 を試して頂けたらと思います。 きっと、風邪に罹りにくい体質になると思います。
また、風邪かなと思った時は、「もし、風邪で喉が痛みだしたら!」 を参考にしてみてください。
元気な状態で受験に臨んで貰えることを祈っております。
8.鼻から風邪を引いてしまいました!
マッサージによる喉の調子を良くすることにより、風邪は引かないのだとうぬぼれていましたが、2010年2月21日から25日にかけて風邪を引いてしまいました。
2月20日の夜、左側の鼻孔が詰まって鼻で息をするのが苦しくなってきた。21日は日曜日で毎週楽しみにしているテニススクールであったが、スクールへの出席を止めた。午後の買い物の際に、鼻風邪の薬を買うことにした。久しぶりの風邪薬の購入であった。夜には、左側の鼻孔が乾いて”ひりひり”し出してきた。
22日は、翌日に東京出張を控えていたので、念のために薬を飲むことにした。喉は全く異常なしであったが、鼻、目の調子が悪く、特に目は冷たい風が当たると目に痛みを感じるようになって目を開けているのがつらい状態になった。
23日は、東京への出張日だった。朝、鼻風邪用の薬を飲んで出掛けた。昼食後にも風邪薬を飲んだ。
24日は、朝方にトイレで目を覚ました際に、鼻が詰まって口を開けて息をするために、喉の奥がからからに乾燥していた。顎の下をマッサージして、唾液の出を良くして再び眠りについたが、朝起きた際には再び鼻が詰まる症状が残った。
25日は、鼻孔のとおりも良くなってほとんど元の健康体に戻った。
今回のように、鼻からの風邪は全く初めての経験でしたが、喉の予防だけで大丈夫という考えを改めなくてはならないと思い知らされました。
恐らく風邪を引くのは、「喉からが7〜8割」 ではないかと考えていますが喉からの風邪の防止方法はこのままで効果があり、広く皆さんに利用して貰い意見を頂くことで、より良い防止方法に育てていくことが必要と考えています。
そして、鼻からの風邪の感染防止法を別に考える必要があるというのが現在の考えです。